令和2年度のODA案件
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篠塚大使のIOM実施プロジェクト開始式典出席(令和3年3月31日)
3月31日、篠塚大使は、国際移住機関(IOM)が日本政府の財政支援により実施する新規案件「モロッコにおける脆弱な移民への精神衛生及び心理社会的支援サービスの強化」の開始式に出席しました。
本プロジェクトでは、コロナウイルス感染拡大とモロッコの社会経済活動規制により強いストレスにさらされている移民が、精神衛生サービスへ容易にアクセスできるよう、同サービス提供機関の機能強化を支援することが目的とされています。



篠塚大使のUN Women及びモロッコ海洋漁業省実施プロジェクト開始式典出席(令和3年3月18日)
3月18日、篠塚大使は、モロッコ海洋漁業省、国連女性機関(UN Women)及び国連食糧農業機関(FAO)が日本政府の財政支援により実施する「モロッコにおける最も脆弱な地域に居住する女性漁民及び女性海藻採取民に対する基礎的及び持続可能な資源へのアクセス改善」の開始式に出席しました。
Le 本プロジェクトでは、コロナによる市場アクセスや物流の遅延により、現金収入の方途が急激に悪化しているモロッコ中部・南部大西洋岸の女性漁民等に対し、キャパシティビルディング、組合活動編成、日本の経験・知識の移転を実施することで、海洋資源へのアクセスを改善することが目的とされています。




「海の男:ジェンダーに基づく暴力とサービスの欠如」プログラム機材引渡式(令和3年3月5日)
3月5日、篠塚大使は、アガディールで開催された「海の男:ジェンダーに基づく暴力とサービスの欠如」プログラムの機材引渡式に出席しました。国際家族計画連盟(IPPF)日本信託基金によってモロッコ家族計画協会(AMPF)が実施する同プログラムで供与されるアガディール漁港医療センター向け超音波診断装置と漁民・船員協同組合22団体向け24台のコンピューターを篠塚大使がAMPF副会長とともにモロッコ海洋漁業省アガディール支局長と組合代表者にそれぞれ手渡しました。供与機材の有効利用により、漁船乗組員及びその家族の皆さんのセクシャル・リプロダクティブヘルス(SRH)における生活条件の改善が期待されます。




令和2年度草の根・人間の安全保障無償資金協力 贈与契約署名式 (令和2年3月3日)


3月3日,篠塚駐モロッコ大使は,令和2年度草の根・人間の安全保障無償資金協力の実施に際し,被供与団体2団体の代表者とともに,モロッコ政府事務総局・経済・財政省、外務省ほか関係者臨席の下で贈与契約(G/C)に署名を行いました。

案件名:アウグンズ村3集落未舗装道路整備計画
- 供与限度額:63,165ユーロ(7,769,295円)
- 実施団体:ティグムルト・タクシュト・アイト・ソアブ協会
- 事業内容:モロッコ南西部のシュトカ・アイト・バハ県アウグンズ村内3集落の住民が、同村中心部等へのアクセスを可能とするため、コンクリート舗装道路計1,570mを整備する。

案件名:アウグンズ村タルテムセン集落飲料水供給計画
- 供与限度額:70,259ユーロ(8,641,857円)
- 実施団体:タルテムセン環境農業開発協会
- 事業内容:モロッコ南西部のシュトカ・アイト・バハ県アウグンズ村タルテムセン集落において、同村の住民に安全な水を安定的に供給するため、井戸水を汲み上げるために必要な設備(ポンプと同ポンプを動かすための太陽光発電パネル及び制御装置)と、同井戸から各世帯までの配管を整備する。
篠塚大使によるIOM主催オンラインセミナー「移民社会におけるジェンダー起因の暴力」参加(令和2年12月8日)
12月8日、篠塚大使は、国際移住機関(IOM)が開催したオンラインセミナー「移民社会におけるジェンダー起因の暴力」に参加しました。このオンラインセミナーは、日本政府の財政支援により実施する「モロッコにおける暴力,搾取,虐待に対して脆弱な移民への保護・援助改善プロジェクト」の一環として、11月25日の女性に対する暴力撤廃の国際デーから12月10日の人権デーまで16日間にわたって開催されるジェンダーに基づく暴力撤廃に向けたグローバルなキャンペーンと軌を一にして開催されました。
オンラインセミナーにはモロッコで移民女性に対する暴力を防止し、移民の生活環境の向上を図るIOM、国連女性機関(UN Women)、モロッコ外務省、モロッコ保健省、モロッコ家族計画協会の取組が紹介されました。篠塚大使は、モハメッド6世国王の御指導のもとモロッコ関係機関が実施している取組を賞賛するとともに、日本政府はジェンダーに基づく暴力撤廃を目指していることを表明しました。

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モロッコに対する新型コロナウイルス感染症対応のための支援(ドル建て借款)に関する交換公文の署名(令和2年12月2日)
12月2日、ラバトにおいて、篠塚隆駐モロッコ大使とモハメッド・ベンシャーブン・モロッコ王国経済・財政・行政改革大臣は、同国における新型コロナウイルス感染症対応のための支援を目的として、2億米ドルを限度とするドル建て借款に関する交換公文に署名しました。これを受けて、モロッコ政府とJICAは同借款の金銭貸借契約を締結しました。
本借款によるモロッコ政府への財政支援を通じて、新型コロナウイルスの感染拡大のため衛生・社会・経済状況が悪化しているモロッコにおける感染拡大の抑制を図るとともに、同国の社会の安定、経済の回復及び持続的発展に寄与することが期待されます。本件は、「アフリカ開発銀行との協調融資促進枠組み(ACFA)」を活用したアフリカ開発銀行との協調融資案件です。.
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press24_000056.html
篠塚大使のUNDP及びモロッコ・ウラマー協会実施プロジェクト署名式典出席(令和2年11月19日)
11月19日、篠塚大使は、国連開発計画(UNDP)及びモロッコ・ウラマー協会が日本政府の財政支援により実施する「モロッコにおける若年層のオンラインでの過激主義化対策プロジェクト」の署名式に出席しました。
本プロジェクトでは、インターネット及びSNSを利用したオンラインでの若年層の過激主義化のリスクへの対策により、社会の安定化に貢献することが目的とされています。




篠塚大使のアガディール訪問(令和2年10月26日・27日)
10月26日及び27日,篠塚大使はスース・マッサ地域圏の地域圏庁所在地であるアガディールを訪問しました。26日、篠塚大使はハフィディ同地域圏議会議長を表敬訪問し、同地域圏の経済・社会開発について意見交換しました。翌27日、篠塚大使は国際家族計画連盟(IPPF)日本信託基金によってモロッコ家族計画協会(AMPF)が実施する新規案件「海の男:ジェンダーに基づく暴力とサービスの欠如」の開始式に出席し、スピーチを行いました。本案件の実施により、漁船乗組員及びその家族の皆さんのセクシャル・リプロダクティブヘルス(SRH)における生活条件の改善が期待されます。




2020年度ABEイニシアティブ合格生を招いてのお茶会(令和2年10月17日)
10月17日、篠塚大使は、「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ)」の枠組で今年選抜されたモロッコにおける第6期合格生8人中ラバト地域在住の3人を大使公邸に招き、お茶会を開催しました。3人の合格生の皆さんは現在新型コロナウイルス感染症のためモロッコから遠隔で講義を受けながら日本に出発する時期を待っているところですが、日本で学べることについての期待と抱負を語ってくれました。 合格生の皆さんの健闘と活躍を願っています!



