平成23年の大使館ニュース
最近のニュース | 平成29年 | 平成28年 | 平成27年 | 平成26年 | 平成25年 | 平成24年 | 平成23年 | 平成22年
「地方道路整備事業(II)」及び「フェズ・メクネス地域上水道整備計画」の実施に関する円借款の書簡の交換 (平成23年7月29日)

7月29日(金曜日)、モロッコ王国の首都ラバトにおいて、柳谷俊範駐モロッコ国大使とハリッド・サフィール経済・財政省次官との間で、「地方道路整備事業(II)」及び「フェズ・メクネス地域上水道整備計画」の実施のため、それぞれ59億8,100万円及び174億4,000万円(計234億2,100万円)を限度とする円借款の書簡の交換が行われました。

草の根・人間の安全保障無償資金協力:平成22年度10案件の贈与契約(G/C)署名式の実施(平成23年3月30日)



3月30日(水曜日)、モロッコ王国の首都ラバトにおいて、草の根・人間の安全保障無償資金協力における次の10案件に関して、柳谷俊範駐モロッコ国大使と被供与団体であるモロッコ民間団体の代表者との間で贈与契約(G/C)が署名されました。
同署名式には、ナディラ・エル=ゲルマイINDH国家調整担当事務局長等、関連省庁の代表者も出席しました。
無償資金協力「高アトラス地域における洪水予警報システム構築計画」に関する書簡の交換 (平成23年3月23日)

Copyright : Maghreb Arabe Presse
3月23日(水曜日)、モロッコ王国の首都ラバトにおいて、我が方柳谷俊範駐モロッコ国大使と先方アブデルクビール・ザウード水利・環境担当国務長官との間で,5億8,600万円を限度とする防災・災害復興支援無償資金協力「高アトラス地域における洪水予警報システム構築計画」に関する書簡の交換が行われました。
東北地方太平洋沖地震被災者へのお見舞いのメッセージ (平成23年3月22日、23日)




この度、東北地方太平洋沖地震の被災者に向けて、モロッコ国内のいろいろな立場の方々から、お見舞いの記帳等を通して数多くのメッセージが大使館に寄せられました。
柳谷大使はじめ在モロッコ日本人一同、心温まる励ましのお言葉に深く感謝いたします。
柳谷俊範駐モロッコ国大使が、モハメッド6世国王陛下に信任状を奉呈 (平成23年3月22日)

平成23年3月22日、ラバトの王宮にて、柳谷俊範駐モロッコ国大使がモハメッド6世国王陛下に信任状を奉呈しました。
国際協力銀行(JBIC)がモロッコ王国政府との間で包括戦略パートナーシップに係る覚書を締結 (平成23年3月8日)

国際協力銀行の星取締役とモロッコ経済・財務省のザアブル国庫・対外財務局長
平成23年3月8日、ラバトにて、国際協力銀行(JBIC)は、モロッコ王国政府(経済・財政省)との間で、包括戦略パートナーシップに係る覚書を取り交わしました。
この覚書によって、両者は、両国間の経済関係強化のために双方が協力していくことを確認しました。具体的には、両国間の協力が期待される新規プロジェクトに対するJBICによる資金協力の可能性、モロッコ王国のインフラ、電力、太陽エネルギー を含む再生可能エネルギー、環境等の分野における潜在的投資機会に係る情報等について、協議会等を通じて情報・意見交換を行うこととしています。
岐阜県のボランティアサークルがモロッコで絵本支援活動を実施:高校生の手作りによる飛び出す絵本をモロッコの子供たちに贈る (平成23年3月3日)

岐阜県大垣東高校で美術を教える金田講師から
同高校生徒の手作りによる飛び出す絵本を受け取る
エル・ユスフィア公立図書館のハルディ館長

飛び出す絵本の読み聞かせをアラビア語で実施

日本文化紹介ワークショップ:習字
岐阜県のボランティアサークルがモロッコを訪れ、ラバトとウジダにて手作り絵本支援活動を行いました。
同サークルは、岐阜県立大垣東高校で美術を教える金田典子講師が会長となり、大垣東高校の生徒がオリジナルストーリーを考え、仕掛け・素材を工夫して作成した飛び出す絵本の寄贈、同サークルボランティアによる絵本の現地語での読み聞かせ、習字・折り紙・万華鏡作成等の日本文化紹介のワークショップを通して文化交流活動を行っています。すでにネパールで支援活動の経験がありますが、モロッコのウジダ・アンガド府が岐阜県との友好交流を進めていることから、今回モロッコで活動することになりました。ラバトでは大使館もお手伝いして、エル・ユスフィア公立図書館にて近隣の小学生約60名が参加する文化交流会を実施しました。なかでも、高校生手作りの飛び出す絵本のアラビア語での読み聞かせが好評でした。
第17回カサブランカ国際出版図書展 (17e Salon International de l'Edition et du Livre de Casablanca) に日本も参加 (平成23年2月11日~20日)

日本のブースに訪れた エル・ファッシ首相


2011年2月11日から20日まで当国文化省の主催のもとに開催されていた第17回カサブランカ国際出版図書展に、国際交流基金、出版文化国際交流会(PACE)と当館の共同で日本の図書展示ブースを出展しました。
日本の出版物及び出版事情とともに日本文化を紹介するのが目的で、伝統文化、写真集、日本語学習、日本文学、児童図書、マンガ等多分野に及ぶ図書を展示しました。英語と日本語の図書のほかにも、モロッコの書店で購入できるフランス語又はアラビア語訳の日本文学図書も揃えました。
販売はできなかったものの、日本のブースにも多数の来場者が訪れ、それぞれ関心のある本を閲覧していました。
マグレブ知的交流巡回セミナー « Partnership with Japan in Human Resource Development » (平成23年2月2日)


早稲田大学 深川由起子教授

GRIPS 園部哲史教授
モロッコでのセミナーは、国際交流基金及び当館の共催で、Confédération Générale des Entreprises Marocaines (CGEM、モロッコの経営者団体)の協力のもと、カサブランカのCGEMコンフェレンスルームにて実施されました。早稲田大学政治経済学術院の深川由起子教授と政策研究大学院大学(GRIPS)の園部哲史教授をお迎えして、近年経済成長を成功させているアジアの国々の事例や日本企業が現地で日々直面する人材管理の話を交えながら、モロッコにおける人材育成の課題について議論しました。
深川教授と園部教授にそれぞれ ”Experiences in East Asia - How did China and Korea make the best use of Japanese cooperation” 及び "Industrial Development and Human Resource - Comparative study of Asia and Africa"と題した講演をしていただいた後、YKKモロッコのマネージングディレクターDenis THUILLIER氏からモロッコにおけるYKKの経験についてお話いただきました。
