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佐藤外務副大臣のモロッコ訪問 (平成29年12月18日~20日)
12月18日から12月20日まで,佐藤正久外務副大臣がモロッコを訪問しました。モロッコ訪問中,佐藤副大臣は,ブセッタ外務・国際協力大臣付閣外大臣と会談し,両国間の関係を更に強化する方法について議論しました。
また,佐藤副大臣は,日本の草の根・人間の安全保障無償による支援で眼科検診や眼鏡製作に必要な測定器や機材を整備した眼科センター,無償資金協力により文化財修復・デジタル化用の機材を供与された国立図書館,有償資金協力(円借款)により建設された中学校をそれぞれ訪問し,日本の経済協力の実施状況について視察を行ったほか,JICA青年海外協力隊員及びシニア海外ボランティアと意見交換を行いました。





花谷大使のモロッコ中央銀行総裁との意見交換 (平成29年12月14日)
12月14日,花谷大使はジョアフリ・モロッコ中央銀行総裁と会談しました。ジョアフリ総裁は,1980年代には経済・財政大臣を務めていた経歴があり,当時の日・モロッコ交渉に関するエピソードを披露されたほか,現在の中央銀行総裁としてのモロッコ経済の課題と取組について花谷大使と活発な議論を行いました。

平成29年度天皇誕生日祝賀レセプションの開催 (平成29年12月5日)
12月5日,日本大使館は天皇誕生日祝賀レセプションを開催しました。400名以上の招待客が集い,天皇陛下の84歳の誕生日を祝いました。花谷大使はスピーチの中で,本年様々な分野で大きく発展を遂げた両国関係を称えました。



「ビン・エル・ウイダン村道路整備計画」山道の引渡式 (平成29年11月28日)
11月28日,花谷大使は,平成27年度度草の根人間の安全保障無償資金協力「ビン・エル・ウイダン村道路整備計画」において整備した8.2kmの山道の引渡式に出席しました。イムラ環境開発協会は、我が国,アジラル県グランド・モワイヤン・アトラス自治体協会及び地元の寄付者の支援を得て山道を整備しました。
住民の市場,病院,学校などへのアクセス向上のために、山道が活用されていくことが期待されます。








JICA青年海外協力隊員によるモロッコにおけるボランティア隊員派遣50周年に係る記事の掲載
2017年は,モロッコにおけるJICA事業及びボランティア隊員派遣50周年です。
9月28日に開催された記念式典及び同29日に行われたプレスツアーに関し,エル・ジャジーダ県ムーレイ・アブドゥラ保健センターに派遣されている現役青年海外協力隊員がウェブサイト「JICAボランティアの世界日記」にその様子を寄稿しました。
ウェブサイト「JICAボランティアの世界日記」上の記事のURL
http://world-diary.jica.go.jp/takanotomoka/activity/50.php
世界寛容の日に向けた「子ども『寛容』大使」育成フォーラム閉講式 (平成29年11月16日)
11月16日,花谷大使は,世界寛容の日(11月16日)に向けて行われていた「子ども『寛容』大使」育成フォーラムの閉講式に出席しました。
本フォーラムは、日本政府の財政支援によりUNICEFモロッコ事務所が実施中の「モロッコの脆弱な青少年・少女のための寛容,穏健,レジリエンス推進プロジェクト」の枠組みにてモロッコ青年・スポーツ省により開催されました。
花谷大使は,心地よく住みやすい社会を実現するため,未来を担う子どもたちを通じて他者を尊重する寛容の精神が一層普及することを期待する旨述べました。







「困難な状況にある孤児と女性の収容センター建設計画」センター開所式 (平成29年11月15日)
11月15日,花谷大使は,平成22年度度草の根人間の安全保障無償資金協力「困難な状況にある孤児と女性の収容センター建設計画」において2階と3階部分を整備したセンターの開所式に出席しました。
本センターは,シェフシャウエン県における身寄りのない女性と孤児を保護する唯一のセンターです。
センターの有効活用と脆弱な層に属する女性や子どもに対する支援活性化が期待されます。





花谷大使のシェフシャウエン県アブウ=エル=フクク知事との意見交換(平成29年11月15日)
11月15日,花谷大使は,モロッコ北部シェフシャウエン県に出張しアブウ=エル=フクク県知事と,農業,観光,産業,投資,漁業,文化交流などについて意見交換を行いました。
アブウ=エル=フクク県知事によると,シェフシャウエン県を訪れる観光客は年々増加しており,今日では,年間およそ8,000人から10,000人の日本人観光客が青い街シェフシャウエンを訪れているとのことです。


花谷大使の矢崎総業タンジェ工場視察(平成29年11月14日)
11月14日,花谷大使は,矢崎総業タンジェ工場を視察しました。
矢崎総業はモロッコ国内にタンジェ,ケニトラ及びメクネスに3工場を有しており,およそ1万人のモロッコ人を雇用しています。
日本の「カイゼン」,「5S」などのスローガンの下,工場内は美化が保たれています。




花谷大使のタンジェMED港視察(平成29年11月14日)
11月14日,花谷大使は,今年運営10周年を迎えるタンジェMED港を視察しました。タジ=リフィ・タンジェ地中海特別庁代表は,タンジェMED港がスペインからジブラルタル海峡を隔てて14kmしか離れていないという地理的利点や,60か国以上のおよそ160の港と物流アクセスを有していることなど,タンジェMED港のポテンシャルについて述べました。




世界寛容の日(11月16日)に向けた、サレ市若者・子どものための寛容週間の開始(平成29年11月8日)
11月8日,倉冨参事官は,世界寛容の日(11月16日)に向けた,サレ市若者・子どものための寛容週間のキックオフ・イベントに出席しました。本イベントは日本政府の財政支援によりUNICEFモロッコ事務所がモロッコ・ウレマ協会の協力を得て実施中の「モロッコの脆弱な青少年・少女のための寛容,穏健,レジリエンス推進プロジェクト」の枠組みにて開催されました。倉冨参事官は,寛容,中庸,レジリエンス,他者の尊重の価値観を促進する寛容週間における対話の成功を期待する旨述べました。



埼玉大学及びモハメッド5世大学の学術協定署名式(平成29年10月31日)
10月31日,花谷大使は,埼玉大学及びモハメッド5世大学の学術協定署名式典に出席しました。両大学は自然科学,人文科学分野等での協力を予定しています。
モロッコ及び日本の大学・研究機関では既に30以上の学術協定が署名されています。


JICA技術協力「アフリカ交通人材育成プロジェクト」署名式典(平成29年10月11日)
10月11日,花谷大使は,技術協力「アフリカ交通人材育成プロジェクト」のプロジェクト議事録の署名式典に出席しました。
このプロジェクトでは,モロッコを通じて,ベナン,カメルーン,コートジボワール,ガボン,ギニア,コンゴ民主共和国,ジブチ,マダガスカル,ブルキナファソ,トーゴ,セネガル,モーリタニア,チュニジアに,道路や港湾の運営及び維持管理の知見の共有が図られます。
モロッコを通じたノウハウの共有による,アフリカの交通分野の更なる発展が期待されます。



活動を終えて帰国するJICAボランティア隊員との意見交換(平成29年10月3日)
10月3日,花谷大使は,任務を終えて帰国するJICAボランティア隊員の表敬を受け,隊員がモロッコで2年間従事してきた,教育,環境,保健分野の現状と課題などについて意見交換を行いました。花谷大使は隊員に感謝の意を伝えるとともに,今後の活躍を期待する旨述べました。

花谷大使の技術協力「アブダ・ドゥカラ地域における潅漑システム改善プロジェクト」サイト視察(平成29年9月29日)
9月29日,花谷大使は,技術協力「アブダ・ドゥカラ地域における潅漑システム改善プロジェクト」のサイトを訪問しました。
このプロジェクトではアブダ・ドゥカラ地域における点滴潅漑システムの設置と普及を図りました。
花谷大使は,この機会に,当該地域の農業セクターの開発と発展に従事したドゥカラ地方農業開発公社(ORMVAD),地域農業協会エル・ヒール,JICA専門家,日・モロッコの全ての関係者に敬意と謝意を表しました。
プロジェクトで得た知見を活かした更なる発展が期待されます。




花谷大使のエル・ジャジーダ県ムーレイ・アブドゥラ保健センター視察(平成29年9月29日)
9月29日,花谷大使は,JICA青年海外協力隊員が派遣されているエル・ジャジーダ県ムーレイ・アブドゥラ保健センターを訪問し,隊員の活動や母親学級の様子を視察しました。
アマル・エル・ジャジーダ県保健省支局長は,隊員の活動により母子保健の質の向上と妊産婦に必要な知識の普及が期待できると述べ、隊員の派遣について謝意が述べられました。
花谷大使は、モロッコでは今日まで,JICAのボランティア隊員82名とJICA専門家などが出産に必要な知識と清潔な環境の普及に尽力してきたと述べ,モロッコにおける母子保健分野の発展を期待する旨述べました。



花谷大使のエル=ゲルージ・エル・ジャジーダ県知事との意見交換(平成29年9月28日)
9月28日,花谷大使は,大西洋沿岸部の都市,エル・ジャジーダに出張し,エル・ゲルージ県知事と,経済,産業,投資,農業,漁業,文化交流などについて意見交換を行いました。
エル=ゲルージ県知事はエル・ジャジーダにおける二国間協力発展の可能性や同地域の魅力について説明しました。
モロッコにおけるJICA事業及びボランティア隊員派遣50周年記念式典の開催(平成29年9月28日)
9月28日,花谷大使は,モロッコにおけるJICA事業及びボランティア隊員派遣50周年記念式典に出席しました。
式典では青年海外協力隊OGが流ちょうなアラビア語でモロッコでの活動を紹介した他,現役隊員による合唱とソーラン節が披露されました。
1967年に6名の協力隊員がモロッコに派遣されてから現在までの50年間,1,131名の協力隊員がモロッコで活動に従事してきました。
式典にはブセッタ外務・国際協力大臣付閣外大臣,アルール前在京モロッコ大使,鈴木JICA理事,日・モロッコ関係者などが出席し,モロッコにおけるJICAの50年間の歩みを祝いました。






中曽根弘文参議院議員(日・モロッコ友好議員連盟会長)のモロッコ公式訪問
8月29日から9月3日まで,中曽根弘文参議院議員(日・モロッコ友好議員連盟会長)がモロッコを公式訪問しました。モロッコ訪問中,中曽根議員は,ブリタ外務・国際協力大臣,タルビ・アラミ青年・スポーツ大臣,アハヌッシュ農業・海洋漁業・地方開発・水利・森林大臣,エル・アラミ産業・投資・貿易・デジタル経済大臣,ブーアイダ海洋漁業担当閣外大臣,バクリ持続可能エネルギー庁長官及びモロッコ参議院の複数の議員と会談し,両国間の関係を更に強化する方法について議論しました。



ABEイニシアティブ第3グループ合格者壮行会の開催(平成29年8月10日)
8月10日、花谷大使は、「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ)」の枠組にて選抜されたモロッコにおける第3期合格者14名を大使公邸に招き、壮行会を開催しました。
「ABEイニシアティブ」とは、2013年に開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD V) にて安倍総理によって表明されたアフリカ54か国の1000人の若者に対し、日本の大学・大学院での教育とインターンシップの機会を提供するプログラムです。モロッコでは2015年及び2016年に44名が選抜され、日本に出発しています。
花谷大使は、ABEイニシアティブは、モロッコの意欲ある若者の能力強化を通じて持続可能な経済社会開発の発展に貢献するプログラムであると述べ、合格者に激励を送りました。





モロッコ・ウレマ協会ユースチーム<Al Fetra>の新ウェブサイト発表会(平成29年7月20日)
7月20日、倉冨参事官は、モロッコ・ウレマ協会ユースチーム<Al Fetra>の新ウェブサイトの発表会に出席しました。このウェブサイトは、青少年間のコミュニケーションを促進すべく、日本政府の財政支援によりUNICEFモロッコ事務所が実施中の「モロッコの脆弱な青少年・少女のための寛容、穏健、レジリエンス推進プロジェクト」により新たに構築されたものです。倉冨参事官は、この取組が若年層の社会的孤立を防ぐとともに、社会への包摂を促進することを期待する旨述べました。


元JICA青年海外協力隊員による「SDGs 誰一人取り残さない日本の取組」をテーマとした記事の掲載
元JICA青年海外協力隊員による「SDGs 誰一人取り残さない日本の取組」をテーマとする記事が、下記リンクのとおり外務省の公式ホームページに掲載されました。この記事では、モロッコのエル・ハジェブ県の病院での活動について書かれています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/mail/bn_354.html#section2花谷大使によるムヒディア・ラバト=サレ=ケニトラ地域圏知事表敬
7月21日,花谷大使は着任の挨拶のためムヒディア・ラバト=サレ=ケニトラ地域圏知事を表敬し,協力関係の強化について意見交換を行いました。

花谷大使の国連開発計画(UNDP)及びモロッコ刑務所管理・社会復帰総本部(DGAPR)実施「刑務所改革計画実施支援プログラム」パートナー会合への出席(平成29年7月19日)
7月19日、花谷大使は、国連開発計画(UNDP)とモロッコ首相府付刑務所管理・社会復帰総本部(DGAPR)が実施する「刑務所改革計画実施支援プログラム」のパートナー会合に出席しました。この会合で、花谷大使は、日本政府が財政支援した、先行プロジェクトの成果を紹介し、後継フェーズとなるこの新しいプログラムの成功を祈念する旨述べました。

花谷大使によるラバハ・エネルギー・鉱山・持続可能な開発大臣表敬
7月17日,花谷大使はラバハ・エネルギー・鉱山・持続可能な開発大臣を表敬し,エネルギー・鉱山分野における二国間経済関係の更なる推進のための意見交換を行いました。

自衛隊記念日レセプションの開催(平成29年7月5日)
5日,花谷大使は公邸にて自衛隊記念日レセプションを開催しました。このレセプションには,モロッコ軍を始めとする政府関係者,各国大使,各国駐在武官など多くの関係者が参加しました。



花谷大使によるアマラ設備・運輸・ロジスティクス・水利大臣表敬
10日,花谷大使は着任の挨拶のためアマラ設備・運輸・ロジスティクス・水利大臣を表敬し,二国間の経済・協力関係の更なる推進のために意見交換を行いました。

日本政府支援、UNIDO主催ワークショップ「モロッコ・オリエンタル地方投資促進セミナー」開催のご案内(平成29年7月6日、於:ウジュダ)
平成29年7月6日、国連工業開発機関(UNIDO)と我が国の連携によるプロジェクトの一環で、東部オリエンタル地域の首府ウジュダのCampus du Savoirにおいて「モロッコ・オリエンタル地方投資促進セミナー」が開催されます。このセミナーでは同地域の以下の4セクターに焦点をあて、投資の促進が議論される予定です。
1 加工産業
2 インフラ・物流・建設
3 環境・再生可能エネルギー
4 養殖・漁業
ご関心のある方は当館広報班(電話:+212 (0) 537 63 17 82、または、E-mail:culturel@rb.mofa.go.jp)までご連絡ください。
花谷大使の国連開発計画(UNDP)及びモロッコ刑務所管理・社会復帰総本部(DGAPR)連携「刑務所改革プロジェクト」事業最終報告会への出席(平成29年6月22日)
22日、花谷大使は、国連開発計画(UNDP)とモロッコ首相府付刑務所管理・社会復帰総本部(DGAPR)とともに実施中の「刑務所改革プロジェクト」の事業最終報告会に出席しました。花谷大使はこの機会に、本プロジェクトは刑務所改革において寛容の精神の普及を目指しており、日・モロッコ協力関係の新しい道を開くことができた旨述べました。



活動を終えて帰国するJICA青年海外協力隊員との意見交換(平成29年6月22日)
22日、花谷大使は、任務を終えてまもなく帰国するJICA青年海外協力隊員6名の表敬を受け、6名がモロッコで2年間従事してきた、教育、環境、ジェンダー、保健分野に関連する意見交換を行いました。花谷大使は6名の隊員に感謝の意を伝えるとともに、今後の活躍を期待する旨述べました。

花谷大使によるバクリ持続可能エネルギー庁(MASEN)長官(兼カサブランカ=セタット地域圏議会議長)表敬
21日,花谷大使はバクリ持続可能エネルギー庁(MASEN)長官(兼カサブランカ=セタット地域圏議会議長)を表敬しました。

花谷大使のJICA研修員同窓会主催フトールへの出席(平成29年6月17日)
17日、花谷大使は、JICA研修員同窓会が開催したフトールに出席しました。この機会に、花谷大使は、日・モロッコ友好関係強化におけるJICA研修員同窓会の活動の重要性について述べました。JICA研修員同窓会は、日本で研修を受講したおよそ1,500名のモロッコ人により構成され、日本で習得した知識をモロッコで普及させるとともに、医療キャラバンなど慈善活動の企画・実施を行っています。





花谷大使の日系企業主催イフタール(フトール)出席 (平成29年6月7日)
7日,花谷大使は,日産自動車主催のイフタールに出席しました。

(左から關口日産北アフリカ社長, エル・ムアデン日産モロッコ社長, 花谷大使)
花谷大使によるアリ・ラズラック外務・国際協力省次官への着任挨拶 (平成29年5月23日)
23日,花谷大使はアリ・ラズラック外務・国際協力省次官に着任の挨拶を行うと共に,信任状の真正な写しを提出しました。

書道レクチャー及びデモンストレーション : Maaya WAKASUGI (平成29年5月22・23日)
書道家 Maaya WAKASUGI氏をお迎えして,書道のレクチャーとデモンストレーションを2日にわたって開催しました。
5月22日(月)には当館にて,同23日(火)には la Villa des Arts de Rabat にて実施しました。
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5月22日(月),当館多目的ホールにて開催されたデモンストレーションとレクチャー



5月23日(火),la Villa des Arts de Rabat にて開催されたデモンストレーションとレクチャー



平成29年春の叙勲:サミール・アルール元駐日モロッコ大使の旭日重光章受章
4月29日、日本国政府が平成29年春の叙勲者リストを発表しました。
モロッコからは,日本・モロッコ間の友好親善及び相互理解促進へ寄与された功績に対して、サミール・アルール元駐日モロッコ大使が旭日重光章を受章されます。
UNICEFとの連携による「モロッコの脆弱な青少年・少女のための寛容、穏健、レジリエンス推進プロジェクト」の開始 (平成29年4月29日)
4月26日、上薗英樹臨時代理大使は、デ・ドミンシスUNICEFモロッコ事務所長やアバディ・ウレマ協会総裁とともに「モロッコの脆弱な青少年・少女のための寛容、穏健、レジリエンス推進プロジェクト『ICHRAQ 』(アラビア語で「あけぼの、光、立ち上がる」)」のキック・オフ・イベントに参加しました。日本政府が財政貢献を行うこのプロジェクトでは、UNICEFを通じて、モロッコの青少年・少女が社会で生活していくための能力向上を図るとともに、現代社会の中での孤立を未然に防ぐことを目的としたネットワークの強化を支援します。
イベント冒頭にて、上薗臨時代理大使は、このプロジェクトが青少年・少女の能力向上及び脆弱な若年層の人権保護の強化に貢献することを期待する旨述べました。
「ICHRAQ」というプロジェクト名は、ウレマ協会の青少年・少女チーム「Al Fetra」の子どもたちにより名付けられたものですが、このイベントで、メンバーの少女が日本語を交えて、プロジェクトの実施に対する祝意を述べました。





日本映画上映会 (平成29年3月14日~16日)
3月14日から16日まで、ラバトの 高等映像・芸術学院 (ISMAC)にて日本映画上映会を開催し、新海誠監督の「ほしのこえ」、「秒速5センチメートル」、「雲のむこう、約束の場所」、「星を追う子ども」を上映しました。
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ISMAC の上映会場

ISMAC の上映会場
平成28年度草の根・人間の安全保障無償資金協力 贈与契約署名式 (平成29年3月6日)
3月6日,黒川恒男駐モロッコ大使は、平成28年度草の根・人間の安全保障無償資金協力の実施に際し、被供与団体として選定されたローカルNGOの代表者とともに贈与契約(G/C)に署名を行いました。
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案件名:アムスクロウド村アルガンオイル製造センター
建設計画

案件名:アイト・イヒア集落太陽光灌漑システム設置計画

案件名:ティヌリル市男子寄宿舎整備計画
黒川大使離任レセプションの開催 (平成29年3月3日)
3月3日,黒川大使は離任レセプションを開催しました。この機会に,黒川大使は,3年半に亘る在任中,日・モロッコ関係は発展し,大使離任後も引き続き強化・深化されるだろうと述べました。




国費留学生壮行レセプションの開催 (平成29年2月23日)
2月23日(木),日本大使公邸にて,本年4月から国費留学生として日本へ留学する留学生の壮行会を行いました。壮行会には帰国留学生も集まり,新規留学生と日本留学に関する情報交換を行いました。今回留学する2名は東京大学及び東京芸術大学の博士課程に在学し,建築を学びます。ご活躍を期待しています。


モロッコ産魚介類を活用した和食デモンストレーション (平成29年2月20日)
2月20日、カサブランカに於いて和食のデモンストレーションを行いました。この度は、レストラン「ILOLI」の古川シェフ他が地元モロッコで水揚げされた魚介類を活用し、寿司のシャリの握り方、ネタの切りつけ方や温度、味付けの違いにより寿司の食感や風味が異なることを解説を交えつつ紹介しました。なお、今回使用したタコとイカの一部は、モロッコ・アガディールに加工工場を持つマルハニチロ社から提供を受けました。上薗英樹在モロッコ日本国大使館参事官は、「本デモンストレーションを通じて日本の食文化について少しでも理解が深まることを期待します」と冒頭の挨拶で述べました。

上薗英樹当館参事官による冒頭スピーチ

古川シェフによる寿司及びタコ焼きのレクチャー
及びデモンストレーション

代表で試食しコメントする当地有識者及び招待客

モロッコで水揚げされた魚介類を使用し寿司
を握る木村シェフ

ボラの寿司を2貫用意し、一方は切りつけ処理 されて
いないもの、他方は切りつけを施したものを比較し、
食感や風味が異なることを紹介

ベラルビ・カサブランカ名誉総領事による締めのスピーチ
JICA技術協力「上水道無収水量管理研修」修了式の開催 (平成29年2月17日)
2月17日、国営電気・水道公社(ONEE)傘下の上下水国際学院(IEA)において、JICAによる技術協力「上水道無収水量管理研修」修了式が開催されました。
このプロジェクトでは、アフリカ諸国から3年間で75名のエンジニア及び管理職の招へいし、水資源管理に関する5つの研修を実施しました。
在モロッコ大使館上薗参事官は、モロッコは信頼できる三角協力のパートナーであり、日本はモロッコとともに第三国の専門家との交流を通じ、効果的な技術移転や知見の共有を一層図っていきたい旨述べました。




モロッコに対する無償資金協力:日本製次世代自動車の供与を通じた「経済社会開発計画」に関する書簡の交換 (平成29年2月17日)
2月17日、黒川恒男駐モロッコ大使とモハメッド・アリ・ラズラック外務・協力省事務次官は、3億円を供与額とする日本の無償資金協力「経済社会開発計画」の実施にかかる交換公文に調印しました。
この協力は,我が国で製造された次世代自動車の供与を通じてモロッコの環境問題や気候変動への対処能力の向上を支援するものです。
黒川大使は署名式で、COP22が開催されたモロッコにおいて、日本の技術を用いるこの協力を通じた気候変動対策の向上に対する期待を述べました。






茶道レクチャー及びデモンストレーション (平成29年2月11日)
2月11日、第23回カサブランカ国際出版図書展開催に合わせ、山田博美茶道裏千家教授を当地に招き、カサブランカ見本市会場において茶道のレクチャー及びデモンストレーションを実施しました。山田先生は、100名以上の参加者に対し呈茶の実演を交えつつ、日本の伝統文化である茶道を紹介されました。

デモンストレーションの様子

お手前を披露する山田教授

質疑応答に答える山田教授

試飲する参加者

参加者の一部とのグループ写真
第23回カサブランカ国際出版図書展への大使館ブースの設置 (平成29年2月9日~19日)
2月9日から19日まで、カサブランカにて第23回国際出版図書展が開催され、国際交流基金と当館が共催まで大使館展示ブースを設置しました。10日間で約35万の来場者が訪れた同図書展において、日本は、フランス語、アラビア語、英語、日本語の文学図書、日本紹介図書、日本語教本、児童図書、芸術図書及び漫画などを展示しました。また、期間中のサイドイベントとして、茶道講師によるレクチャー及びデモンストレーションや大使館職員による紙芝居などを実施しました。

大使館ブース外観1

大使館ブース外観2

レクチャー&デモンストレーション

ブース内を閲覧する子どもたち

大使館職員による紙芝居披露

図書展会場内の様子
「仏語圏アフリカ水産人材プロジェクト」における「水産物の品質及び衛生管理研修」修了式の開催(平成29年1月27日)
1月27日、アガディールの海洋漁業高等学院(ISPM)において、JICAによる技術協力「仏語圏アフリカ水産人材プロジェクト」において開催されていた「水産物の品質及び衛生管理研修」の修了式が開催されました。
このプロジェクトは、コートジボワール、ベナン、ギニア、マダガスカル、カメルーン、ガボン、モーリタニア、セネガル、トーゴの計9か国から参加した研修生に対し、水産分野におけるノウハウと知見を有するモロッコの高等教育機関が研修を実施し、参加者の専門知識の向上を図っていくことを日本が支援しているものです。研修生たちがモロッコで学んだ知識を母国で普及していくことが期待されます。



国連開発計画(UNDP)及びモロッコ刑務所管理・社会復帰総本部(DGAPR)連携「刑務所改革プロジェクト」実施サイト訪問 (平成29年1月24日)
1月24日、黒川駐モロッコ大使は、国連開発計画(UNDP)とモロッコ首相府付刑務所管理・社会復帰総本部(DGAPR)とともに実施中の「刑務所改革プロジェクト」において、印刷機材や木製品・革製品製作用工具を供与したケニトラ刑務所を訪問しました。本プロジェクトで供与した機材及び工具は、所内で実施される職業訓練プログラムのために活用されていきます。
黒川大使はこの機会に、刑務所内で実施される職業訓練の質の向上への我が国の貢献について述べました。









経済産業省と国連工業開発機関(UNIDO)のモロッコ持続開発エネルギー庁(MASEN)との共同プロジェクト「低炭素・低排出クリーンエネルギー技術移転(LCET)プログラム」のキックオフワークショップの開催 (平成29年1月17日)
1月17日、上薗在モロッコ大使館参事官は、アムラン・モロッコ持続可能エネルギー庁(MASEN)次官とともに、経済産業省とUNIDOの共同プロジェクト「低炭素・低排出クリーンエネルギー技術移転(LCET)プログラム」 におけるUNIDO主催キックオフワークショップイベントに出席しました。
本プログラムでUNIDOは、住友電工株式会社がモロッコ中部都市ワルザザードで竣工した1MW集光型太陽光発電システム実証プロジェクトサイトに日本のバナジウムフロー蓄電池を設置し、実証調査を行います。


ベンキラン首相、ブーサイド経済・財政大臣及びアハヌシュ農業・海洋漁業大臣との意見交換 (平成29年1月16日及び17日)
1月16日,黒川恒男駐モロッコ大使は、北岡JICA理事長とベンキラン首相及びブーサイド経済・財政大臣との各会談に同席しました。
また、1月17日、大使公邸において、黒川大使はアハヌシュ農業・海洋漁業大臣と、農業・漁業セクターの二国間協力関係ついて意見交換を行いました。



モロッコに対する円借款「海洋・漁業調査船建造計画」の交換公文署名式 (平成29年1月16日)
1月16日,黒川恒男駐モロッコ大使とモハメッド・ブーサイド経済・財政大臣との間で,「海洋・漁業調査船建造計画」に対する53億7,100万円を限度額とする円借款に関する書簡の交換が、北岡伸一JICA理事長の立ち会いのもとで行われました。
本計画は,モロッコ政府が取り組む水産業近代化計画に基づき,モロッコ国立漁業研究所が進める海洋・漁業調査を行うため、新規に船を建造するものです。
黒川大使は式典スピーチにおいて、本計画を通して、我が国とモロッコとの間で30年以上にわたって築いてきた漁業協力関係が一層発展していくことを期待する旨を述べました。また、黒川大使は、本計画が昨年COP22を開催したモロッコにおいて、水産資源管理能力向上のとともに、気候変動対策の一環においても活用されていくことを期待する旨述べました。





伊達参議院議長のモロッコ公式訪問 (平成29年1月11日~13日)
1月11日から13日まで,伊達参議院議長がモロッコを公式訪問しました。モロッコ訪問中,伊達参議院議長及び参議院議員団はエル・アンサリ・モロッコ参議院第一副議長及びモロッコ参議院議員と会談し,両議会間及び両国間の関係を更に強化する方法について議論しました。伊達議長率いる参議院議員団はまた,モハメッド5世霊廟で献花を行いました。





