出入国関連情報

2020/3/9

※ 最新情報は日本や外国にあるモロッコの大使館までお問い合わせください。

 

ページトップへ

1.モロッコ国内の空港での手続きについて

航空機に乗り遅れてしまう旅行者の方がおります。
 ※大使館では,航空券等の再発給手続支援及び通訳等は行っておりません。

  • 1.当国の公共交通機関には,運行にしばしば遅れが見られます。
    国際線は離陸の3時間前,国内線は2時間前までに空港に着けるように余裕を持った行動計画を立てるようにしましょう。
  • 2.空港のチェックインカウンターは,常時混雑していますので,空港到着後は速やかにチェックインをするよう心がけましょう。
  • 3.航空券には,搭乗便の変更が可能なものと不可能なものがありますので注意が必要です。変更可能な航空券は,空港内航空会社カウンターで変更することができますが,変更不可能な場合は再度購入しなければなりません。
    従って,渡航の前に変更可能なチケットかどうか,また可能であればその条件について確認しておくことを推奨します。

2.入国査証について

一般旅券を所持する日本国籍の方の場合,短期間(3ヶ月以内)の滞在については査証は不要です。

ただし,3か月を超えて滞在する場合には,入国した日から3か月以内に,滞在先の警察署外国人課に対して「滞在許可証(CARTE DE SEJOUR)」の交付を申請する必要があります。また就労を目的として滞在する場合についても,滞在許可証(就労)が必要となりますので,就業先の会社等に滞在許可証の取得手続きに関して確認する必要があります。滞在許可証の申請を行わないまま3か月を超えて滞在する者は不法滞在者とみなされ,原則として強制退去処分が科せられます。

滞在許可証の申請の方法等については,滞在先の警察署外国人課までお問い合わせください。

また,地域の警察署,担当官によって必要書類が変わる場合がありますのでご注意下さい。

3.出入国審査における注意事項

  • (1)パスポートの残存有効期間

    モロッコ入国に際し,パスポートの残存有効期間は,入国時3ヶ月以上です。

    ※ 日本国籍の方の場合,3ヶ月間モロッコでの短期滞在が可能ですが,3ヶ月に満たない旅行であったとしても,短期滞在可能日数である3ヶ月以内にパスポートの有効期間満了日を迎える場合は,入国拒否等のトラブルに巻き込まれる可能性がありますので,パスポートの更新手続きを行ってから渡航されることを強くお勧めいたします。

    なお,パスポートの更新については,有効期限の1年前から手続きが可能です。

  • (2)モロッコ滞在可能期間

    日本からの旅行者(モロッコ国外に居住する方)で観光を目的とする方の場合,1回の渡航につき最高3ヶ月間モロッコに滞在できます。

  • 内務省(警察)からの情報によれば,3ヶ月間の滞在後,一度出国し再度入国すれば,新たに最高3ヶ月間滞在できます。

  • ただし,モロッコ税関からの情報によれば,就業又は留学で滞在する場合は,当該滞在許可証を取得する必要があり,無許可で同活動を行った場合,強制退去等の措置が執られる可能性がありますのでご注意下さい。

  • (3)入国印及び入国番号について

    モロッコ入国に際し,パスポートを提示して審査が行われますが,3ヶ月以上の長期滞在者の場合は,滞在許可証も併せて提示する必要があります。

    また,初めて入国する場合に限りパスポートに入国番号(通常は,数字6桁+アルファベット2文字)が捺印されます。この番号は,ホテルでの宿泊時や出国時に必要となりますので,審査後に入国番号が捺印されていることを確認してください。

    ※ 稀に審査官がスタンプを押し忘れることがありますので,入国審査手続き後,必ずパスポートの入国印と入国番号をお確かめ下さい。

  • (4)出国拒否案件について

    数年前まで,主に旧旅券(非IC旅券)を所持する日本人で,空路でモロッコに入国し,タンジェ港などから海路でスペイン等へ向けて出国する場合などに,出入国審査官から「空路でモロッコに入国した者は空路で出国しなければならない」などと言われ,出国を拒否される事例が頻発しました。

    モロッコには,「空路で入国した場合,空路で出国しなければならない」という規定はありません。新旅券(IC旅券)が普及してから,この事例はほぼ見られなくなりましたが,万が一,同様の理由で出国を拒否された場合は,在モロッコ日本国大使館へ御連絡ください。

    また,出国時に金品やデジカメ等の貴重品を渡すよう要求されたというケースも散見されましたが,そのような規定もありません。

    仮にトラブルとなった場合は,速やかに在モロッコ日本国大使館までご連絡下さい。

4.免税品の持ち込み(個人使用)

タバコ,香水及びお酒の免税持ち込み限度は,以下のとおりです。

  • (1)タバコ
    -200g(1カートン)
  • (2)香水
    -パフューム(150ml)
    -オードトワレ(250ml)
  • (3)お酒
    -ワイン1本(1リットル)
    -蒸留酒1本(1リットル)又はその他の酒(1リットル)

5.外貨申告

  • (1)出入国時の外貨の制限について

    入国時の持込み外貨の制限はありませんが,10万ディルハム(約100万円)相当以上の外貨(現金)を持込む場合には,税関で申告する必要があります。

    また,出国の際に10万ディルハム相当以上の外貨を持ち出す場合には,持ち込みの際に受領した申告書を提示する必要があります。

    なお,申告書の他に,両替時に発行される「両替証明書」の提示を求められることがあります。

  • (2)モロッコディルハムへの両替等について

    持ち込んだ外貨は両替所にて,当国通貨である「モロッコディルハム」に両替できます 。

    出国の際など,手持ちのディルハムを外貨に再両替できますが,この際に,両替時に受領した両替証明書を提示する必要があります。

    また,2,000ディルハムまで国外に持ち出すことができますが,それ以上の持ち出しはできません。

    なお,モロッコ国内では,ほとんどの銀行がトラベラーズチェックでの両替を受け付けないため,ご注意下さい。

6.通関

麻薬,爆発物,銃刀類の武器,風紀上好ましくない物(ポルノ雑誌等)及び王制を批判するような書物は,モロッコへの持込みが禁止されています。これらの物をモロッコに持ち込もうとした場合は,警察の取調べを受けることがあります。

なお,エアソフトガンをモロッコに持ち込もうとしたことにより,当該者は,テロリスト容疑者としてモロッコ空港警察に拘束・取調べの後に拘禁され,その後,裁判にかけられた事例があります。

また,モロッコの西サハラ領有権の主張に反するような出版物(西サハラとモロッコ本土との間に国境を書いた地図等)についても問題となったことがありますので,ご注意下さい。

具体的な通関の対象は,次のとおりとなっています。

  • (1)モロッコ入国時

    職業上使用される撮影機材,教育資材,学術研究資材又は展覧会物品等を持ち込む際は,それら所持者の居住国で発給された一時免税通関書類(ATAカルネともいいます。※日本では(社)日本商事仲裁協会にて発給手続きを対応)又は業務の招へいをしたモロッコの関係団体が取得した保税品輸出許可証を提示の上,税関で申告することにより,免税で通関することができます。

    なお,これらの持ち込み物品は,モロッコでの業務終了後,必ず持ち出さなくてはなりません。

    また,モロッコに居住する方又はしている方であって,生き物(ペット)を持ち込む場合は,出発国の獣医師によって発行された健康診断書を提示の上,モロッコ動物検疫機関の許可を受ける必要があります。

  • (2)モロッコ出国時

    モロッコ国内で購入したモロッコ由来の製品又は工芸品は,例え高価なものであっても,それを購入した領収書を提示することにより,通関手続きなしで持ち出すことができます。

    また,装飾用の石,化石及び(又は)半貴石(ダイヤモンド,ルビー,サファイア,エメラルド以外の宝石で,水晶,メノウ,トルコ石等)の合計持ち出し制限個数は,10個までとなっています。

    ただし,文化財(芸術品や骨董品など)は,事前にモロッコ文化省の許可を受けなければ,第三国へ持ち出すことができません。

    なお,モロッコ以外の国に居住している方であって,モロッコ国内の1つの店舗で1回の買い物が合計2,000モロッコディルハム以上である場合,購入した店で渡される「免税申告書」,「領収書」及び「物品」を税関に提出し,検印を受けることで税金が還付されます。

7.陸路による出入国

現在,モロッコとアルジェリアの国境は閉鎖されており,陸路による出入国はできません。

 

※ 参考HP

 

8.日本における動物の輸入制度について

哺乳類(犬、猫、家畜等を除く)、齧歯類(ハムスター、リス等)、鳥類(インコ、猛禽類等)を海外から日本へ持ち込む方は、厚生労働省の「動物の輸入届出制度」をご確認下さい。

犬、猫、あらいぐま、きつね、スカンク、サル、家畜、偶蹄類の動物、家禽を海外から日本に持ち込む方は、農林水産省動物検疫所の「ペットの輸出入」をご確認下さい。