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文化行事事績

文化講演会「ショートフィルムを通して日本を観る」
講師:ショートショートフィルムフェスティバル&アジアのフェスティバル・ディレクター、東野正剛氏

文化講演会「ショートフィルムを通して日本を観る」文化講演会「ショートフィルムを通して日本を観る」
文化講演会「ショートフィルムを通して日本を観る」文化講演会「ショートフィルムを通して日本を観る」


ラバト

日時:2016年3月2日(水)、18時

場所:セッチエム・アール会場
    la Salle 7ème Art

    Avenue Allal Ben Abdellah
 

マラケシュ

日時:2016年3月3日(木)、18時

場所:マラケシュ映像芸術高等学院
    École Supérieure des Arts Visuels de Marrakech

    (カディ・アヤド大学クラブ横)

 

 3月1日 - 大使公邸での講演会

Projection de courts métrages sous le thème "Découvrir le Japon à travers les courts-métrages" à Rabat - 2016/03/01
Projection de courts métrages sous le thème "Découvrir le Japon à travers les courts-métrages" à Rabat - 2016/03/01

 3月2日 - ラバト、セッチエム・アール会場での講演会

Projection de courts métrages sous le thème "Découvrir le Japon à travers les courts-métrages" à Rabat - 2016/03/02
Projection de courts métrages sous le thème "Découvrir le Japon à travers les courts-métrages" à Rabat - 2016/03/02

 3月3日 - マラケシュ映像芸術高等学院での講演会

Projection de courts métrages sous le thème "Découvrir le Japon à travers les courts-métrages" à Marrakech - 2016/03/03
Projection de courts métrages sous le thème "Découvrir le Japon à travers les courts-métrages" à Marrakech - 2016/03/03

日モロッコ外交関係樹立60周年記念行事の一環として、当館はモロッコ映画センター、マラケシュ映像芸術高等学院及び日本発・アジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジアの協力を得て、文化講演会「ショートフィルムを通して日本を観る」をラバトとマラケシュにて開催しました。

同講演会では、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(以下SSFF & Asia)が推薦する短編映画4本の上映後、同フェスティバルのディレクター東野正剛氏がフィルムを通して日本の文化と社会を紹介しました。

講師略歴

東野正剛氏

 
東野正剛氏

1968年3月15日生まれ(兵庫県宝塚市出身) 神戸のインターナショナルスクールを経て、渡米。 カリフォルニア州ペッパーダイン大でジャーナリズムを専攻。 卒業後、渡仏。3年間をクレルモンフェラン市に滞在する。 以後、ロサンゼルスでショートフィルムの制作、ハリウッド映画の製作 に携わる。95年、タヒチ、ニューカレドニアなどを就航する客船に勤務。 1年以上を南太平洋上で過ごす。 1997年からは関西の多言語ラジオ局 FMCOCOLOでヨーロピアン ポップスを中心とするワールドミュージック番組のパーソナリティ担当。 同時に、「大阪ヨーロッパ映画祭」の実行委員長補佐として映画祭の運営 に携わる。2000年からは、毎年6月に原宿表参道で開催される「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(2004年度には米国アカデミー賞公認映画祭となる)の事務局長として参加。

上映作品

「しゃぶしゃぶスピリット」

「しゃぶしゃぶスピリット」
齊藤勇貴監督、2015年製作、10分32秒、英語字幕

娘の彼氏が結婚の挨拶にやってきた。娘の旦那にふさわしい男かどうか、正藏の密かな値踏みが始まる。同じ鍋をつつき距離を縮めさせようと、母が用意したしゃぶしゃぶ。正藏の目が光る中、慶太はしゃぶしゃぶに手を伸ばす。
 

本作品は、農林水産省の委託事業としてSSFF & Asiaによって製作された特別ショートフィルムです。
「2015年ミラノ国際博覧会」でも上映されました。

齊藤勇貴
1979年生まれColumbia College-Hollywood卒。千葉県出身。 SSFFでは過去3度の観客賞を受賞。近年では私立恵比寿中学が初主演の連ドラ「甲殻不動戦記ロボサン」(TX)、ネスレシアターにて「あのときのFlavor…」(主演:芦名星)、さらにサンシャイン水族館『ペンギンナビ』がカンヌ国際広告祭「Design部門」でゴールドを受賞と多岐にわたり活躍中。
 

「小春日和」

「小春日和」
齋藤俊道監督、2014年製作、25分、英語字幕

大阪の病院に勤める医師、正信は母親の治療に当っていたが、命を救うことはできなかった。母の亡骸と共に岡山の実家に帰ると、そこには正信の代わりに夢を捨て、家業の郵便局を継いだ弟の直生が待ち受けていた。
 

2014年、新人監督映画祭グランプリ
2015年、札幌国際短編映画祭最優秀国内作品賞
2015年、テヘラン国際短編映画祭グランプリ

齋藤俊道
1985年、大阪府生まれ。同志社大学経済学部、ニューヨーク大学大学院映画学科卒。在学中よりスパイク・リー監督のもとで編集助手を務める傍ら短編映画を発表。現在は帰国し『小春日和』の長編映画化に取り組む。
 

「Oh Lucy !」

「Oh Lucy !」
平柳敦子監督、2014年製作、21分48秒、英語字幕

55才の独身OL、節子は、姪の頼みで英会話教室に通い始める。一風変わった英会話クラスで、講師のジョンにシャイな性格を解き放つためにクラスでは、ルーシーという名前を与えられ、ブロンドのカツラをかぶるというルールを与えられる。次第にクラスでのアイデンティティーと日常生活でのアイデンティティーがクロスオーバーしてとんでもない展開になるコメディータッチのドラマ。
 

2014年、カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門2位入賞
2015年、サンダンス映画祭審査員賞

 

平柳敦子
長野県生まれ。千葉県育ち。17歳でアメリカに高校留学。サンフランシスコ州立大学演劇科卒業。ニューヨーク大学Tisch School of the Arts Asia大学院にて映画制作を専攻。同大学院の2年生制作『もう一回』は2012年のショートショート フィルムフェスティバル & アジアで日本人女性監督初のグランプリを受賞。卒業制作短編映画『Oh Lucy!』(主演:桃井かおり)は ニューヨーク大学の大学院生短編脚本部門で優勝。また、校内の卒業制作脚本コンテストでも優勝。二児の母親。 極真空手黒帯初段保持者。
 

「こころ、おどる -Kerama Blue-」

「こころ、おどる -Kerama Blue-」
岸本 司監督、2015年製作、19分58秒、英語字幕

座間味村の民宿に外国人夫妻がやってきた。言葉を理解しなくても次第に民宿の人と仲良くなる妻に対し、宿にも島の環境にも馴染めず不機嫌な夫。固く閉ざした彼の心は海の中で、ある事に気づかされる。
 

SSFF & ASIA 2015 ジャパン部門優秀賞/東京都知事賞

岸本 司
1968年沖縄県名護市生まれ。長編映画『アコークロー』(2007年)で監督・脚本デビュー。その後TV『琉神マブヤー』脚本・監督、短編『ニービチの条件』監督・脚本、映画『琉球バトルロワイアル』監督と県内映像業界を牽引する。
 

 

 

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