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安全対策

モロッコ安全対策情報(平成27年10月~12月期)

 

1.治安情勢及び一般犯罪の傾向

(1) ISILに参加しているモロッコ国籍者は1,500名以上に上り,モロッコ当局はモロッコ人戦闘員帰還兵による国内でのテロの実施を警戒しています。このような状況を受け,2014年11月以降,空港等の主要施設周辺においては警察に加え,軍もテロ警戒任務に就いています。
(2) 2015年11月13日に発生したパリ連続テロ事件を踏まえ,モロッコ当局は更に警戒監視態勢を強化し,特に外交団,観光スポット及び国境等の警戒を強めています。モロッコ当局によるテロ細胞の摘発は引き続き行われていますが,当国におけるテロ細胞の活動は戦闘員のリクルートなどISILに対する支援活動から,実際にモロッコ国内でのテロの実施を企図したものへと変化してきています。
(3) 金銭目当ての犯罪は引き続き発生しています。以前は刃物を見せて金品を脅し取る事案が主流でしたが,最近では実際に凶器で怪我を負わせる事案が増加傾向にあるため注意が必要です。

 

2.殺人・強盗等凶悪犯罪の事例(邦人被害)

(1)強盗

ア. 夕食から宿泊先に戻るところ,人通りの少ない通りで誰かに付けられている気配を感じたため,早足で宿泊先の門にたどり着きました。しかし,門の開け方を教わっていなかったため,中には入れず,門の外から声を出してレセプションを何度か呼びましたが,ホテルの従業員は気が付きませんでした。その様子を窺っていたモロッコ人2名が近づき,1人は通りを見張り,もう1人がナイフで、「money」と言いながら脅迫してきました。犯人が華奢だったので相手の腕を掴み少し抵抗しましたが,相手が2人組であったため,直ぐに思い直して抵抗するのをやめました。怪我はありませんでしたが,犯人らは現金の入った財布とiPhoneを奪った後すぐに逃走しました。

イ. 買い物をして夕食を食べようと徒歩で宿泊先を出発し,モハメッド5世大通り(Blvd. Mohammed 5)を市内に向かったところ,モロッコ人男性1名が話しかけてきました。無視して店に入り,買い物を済ませて店を出たところ,さらに,当該男性が再び話しかけてきました。引き続き無視し,レストランに入りましたが,食事メニューがなかったため,別の店に向かおうとしたところ,当該男性が三度にわたって現れました。さらに無視して当該男性を通り過ぎたところ,背後から当該男性が襲いかかり,ウエストポーチからパスポートケースを強奪しました。もみ合っているときに,左腕を骨折する怪我を負うとともに,左足に裂傷を負いました。すぐに周囲から人が駆けつけましたが,当該男性は,強奪したパスポートケースを持って逃走しました。

(2)殺人
邦人被害の事件の発生は認知していません。

(3)強姦
邦人被害の事件の発生は認知していません。

 

3.テロ・爆弾事件発生状況

  管轄内における当該事件の発生は認知していません。

 

4.誘拐・脅迫事件発生状況

  邦人被害の事件の発生は認知していません。

 

5.対日感情
  対日感情は一般的に良好であり,特段の変化は見られません。

 

6.日本企業を対象とする脅威・危険等
  関連情報なし。