注意喚起
2011年4月28日にマラケッシュで発生したテロに関する追加注意喚起
2011年5月2日
4月28日午前11時頃、マラケシュのメディナ、ジャマ・エル・フナ広場のカフェ「アルガナ」で爆破テロが発生した件に関しまして注意喚起致します。
このテロによる被害者の多くは、フランス人を初めとする外国人観光客で、これまでのところ、少なくとも死者16名負傷者23名の被害が出ました。
モロッコ内務大臣によると、今回のテロは、自爆テロではなく、遠隔操作によって爆破させるという手口が用いられた、組織的な犯行であり、今後もテロに警戒する必要がある、とのことで連続テロの可能性も示唆しています。
現在のところ、犯行の目的等詳細は判明しておりませんが、連続テロとなれば今後、マルジャン等の混雑している大型スーパーや、マクドナルド等の海外資本系レストラン、ファーストフード店の他、外国人(特に欧米人)が多数集まる観光地が再び狙われる可能性があります。
また、米国がウサマ・ビンラディンを殺害したとの報道もあり、アルカイーダによるその報復テロについての危険も発生しております。
皆様におかれましては、引き続きテロ関連情報にご注意いただき、買い物等で外国人の集まる上記場所に行かれる際には、必要最小限の滞在にとどめるなど十分ご留意下さい。また、外出時、万が一、置き去りにされたカバンやダンボール箱など不審物を見かけた際には、決して近づかず、速やかにその場を離れるなど対処いただきますようお願いいたします。
在モロッコ日本国大使館領事部 TEL:0537-631785