第24回モロッコ日本語弁論大会

令和8年5月26日
    

    


2026年4月25日、ラバトにて、第24回日本語弁論大会が盛大に開催されました。中田大使が審査委員長として出席しました。

今大会には、モロッコ各都市で日本語を学ぶ学生たちが一堂に会し、これまでの研鑽の成果を力強く披露しました。壇上に立った学生たちは、堂々とした姿勢と流暢な日本語で観客を魅了し、日々の努力と情熱を余すことなく表現しました。その姿は、会場に集まった多くの方々に深い感動と刺激を与えました。
 
弁論大会と並び、今回の大会を彩る豊かな文化パフォーマンスも大きな注目を集めました。日本の伝統的な話芸である落語が披露され、会場は笑いと温かな雰囲気に包まれました。また、学生たちが自ら手がけたオリジナル日本語楽曲の発表では、言葉と音楽を通じた表現力の高さが際立ちました。さらに、日本とモロッコの絆をテーマにした演劇も上演され、両国の文化と友情を舞台いっぱいに表現した感動的な一幕となりました。これらのパフォーマンスは、日本語学習の枠を超えた、参加者たちの日本文化への深い理解と愛情を雄弁に物語るものでした。
 
本大会は、AMLCJ(モロッコ日本語・日本文化協会)を主催とし、国際協力機構(JICA)、日本貿易振興機構(JETRO)、国際交流基金カイロ日本文化センター、在モロッコ日本国大使館の後援のもと、日本とモロッコの文化交流を象徴する大会として、毎年その意義をさらに深めています。

スピーチ部門の優勝者は、現代における語学学習の重要性についてのスピーチによって、審査員の注目を集めました。日本人との交流など、具体的な経験を共有することで、日本文化への真摯な理解を示しました。例えば、日本人が日本語学習者にかける言葉として、「あなたの日本語はとても上手ですね」 があります。これを、社交辞令であると気分を悪くする人がいる、と例示した上で、優勝者は、この言葉は、学習者の努力に対する純粋な親切心と心からの称賛を反映しているものであるため、自分にとっては幸せなことである、と述べました。
 
優勝者の皆さん、おめでとうございます。参加者の皆様の今後のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます