中田大使及び東京国立博物館のモロッコ国立図書館訪問

令和8年4月15日
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4月7日(火)、ラバトを訪問中の藤原誠東京国立博物館館長、佐藤地国立文化財機構審議役他の東京国立博物館の代表団は、中田大使とともに、モロッコ国立図書館を訪問しました。イグラーヌ・ムハンブラム調整部門長、フアド・マドウイ収蔵品管理保存部門長の案内の元、広瀬晴子世界紙文化遺産支援財団紙守代表理事(元駐モロッコ日本大使)によって寄贈されてきた和紙を使用した古文書修復や、2016年度無償資金協力「経済社会開発計画」で供与された日本製の高性能文化財修復・デジタル化用機材を使用した古文書のデジタル化の様子を視察しました。
代表団は、卓越した手仕事による丁寧な作業と、日本から提供された和紙や専門機械の活用の説明を受け感銘を受け、双方は、日モロッコの文化財保全分野での連携の重要性を再確認しました。

 図書館はこれらの設備を丁寧に維持管理し、修復作業を進めています。一部の古文書は、1ページの修復に1日以上かかることもあります。さらに、古文書のデジタル化はモロッコの文化遺産を保存するための重要な取組です。日本から提供された機材は、文化財を安全に次世代へ継承する上で重要な役割を果たしています。モロッコで希少な和紙を用いて修復を待つ書籍は数百点もあり、継続的なパートナーシップの強化が期待されます。