文化遺産国際協力コンソーシアム派遣調査団一行による中田大使面談
令和7年10月21日
10月14日 (火)、文化遺産国際協力コンソーシアムが派遣した、飯田卓教授(国立民族学博物館)を団長とする調査チームの6名が、中田大使と面談を行いました。今回の国際協力調査は、2023年のアル=ハウズ地震によって被災したマラケシュ市内および高アトラス地域の文化遺産復興状況に関する調査を目的としています。モロッコにおける当該地震発生から2年が経過した現在、有形・無形文化遺産の双方に焦点を当て、文化遺産復旧の課題を探り、日本の国際協力に生かせる点を明らかにしていくことを目指しています。特に、無形文化遺産に関しては、伝統芸能、祭礼、口承文化などが震災によって受けた影響とその回復状況を知ることが重要な目的の一つです。
ご一行は、ラバト市、マラケシュ市、ウィルガーヌを含むモロッコ国内を訪れ、モロッコの省庁や高アトラス地域の被災村落でのインタビューや視察を行います。
ご一行は、ラバト市、マラケシュ市、ウィルガーヌを含むモロッコ国内を訪れ、モロッコの省庁や高アトラス地域の被災村落でのインタビューや視察を行います。