中田大使によるモロッコ刑務所視察

令和7年10月17日
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10月7日(火)、中田大使はモロッコ外交財団の招待を受け、モハメド・サラー・タメク刑務所管理・社会復帰総監の案内のもと、30か国以上の大使とともにモロッコの刑務所職員訓練センターおよびティフレ第二地方刑務所を視察しました。この訪問は、日本の刑務所セクターへの支援を強調する絶好の機会となりました。視察を通じて、日本がこれまでに行ってきた刑務所や司法セクターへの支援が紹介され、モロッコ側から深い感謝の意が表明されました。特に、日本の支援によって実施されたプロジェクトが、受刑者の社会復帰を支援する取り組みとして高く評価されました。

訓練センターは全寮制で、模擬監房や武器使用訓練が可能な総合的な施設です。また、刑務所内は非常に清潔で、受刑者の精神的安定を図るための設備が整っており、出所後の職業訓練としての刑務労働も行われています。
 
この視察を通じて、日本がモロッコにおける刑務所改革を支援する重要な役割を果たしていることが再確認されました。