UNICEFとの連携による「モロッコの脆弱な青少年・少女のための寛容、穏健、レジリエンス推進プロジェクト」の開始

平成29年4月28日
4月26日、上薗英樹臨時代理大使は、デ・ドミンシスUNICEFモロッコ事務所長やアバディ・ウレマ協会総裁とともに「モロッコの脆弱な青少年・少女のための寛容、穏健、レジリエンス推進プロジェクト『ICHRAQ 』(アラビア語で「あけぼの、光、立ち上がる」)」のキック・オフ・イベントに参加しました。日本政府が財政貢献を行うこのプロジェクトでは、UNICEFを通じて、モロッコの青少年・少女が社会で生活していくための能力向上を図るとともに、現代社会の中での孤立を未然に防ぐことを目的としたネットワークの強化を支援します。 イベント冒頭にて、上薗臨時代理大使は、このプロジェクトが青少年・少女の能力向上及び脆弱な若年層の人権保護の強化に貢献することを期待する旨述べました。 「ICHRAQ」というプロジェクト名は、ウレマ協会の青少年・少女チーム「Al Fetra」の子どもたちにより名付けられたものですが、このイベントで、メンバーの少女が日本語を交えて、プロジェクトの実施に対する祝意を述べました。


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